煮汁にひたす
魚介類の生臭には、冷ました煎茶汁で洗うと取り除けます。サバやアジに限らず、マグロやカツオなどもさっと茶洗いしてお刺身にすれば、生臭みがとれるとともに、お茶の抗菌作用が働いて、夏でも安心して、美味しくいただけます。
茶をふりかける
やきとりや天ぷらの味付けにお茶をふりかけると良いです。茶葉を細かく刻んで塩と混ぜ合わせ、それをふりかけると、ほんのりお茶の香りがする一品となります。肉や魚を焼いた後の金網は、茶葉を火でいぶし、その煙をあてる事で解消できます。
茶汁で煮る
濃い番茶汁と少々の酢でタコを煮ると生臭みが抜けて、身が柔らかくなります。これは、お茶のタンニンの働きによるもので、青魚、川魚を調理する時にも活用いただけます。
お茶をダシにする
汁物のだしの代わりにお茶を使用します。香りが爽やかで、夏でもさっぱりと美味しくいただけます。お茶の香りと味がポイントとなるので、汁物の具には、香りが強くないものをお選び下さい。
茶葉を揚げる
かき揚げに他の野菜と一緒に茶葉を揚げます。緑の色も鮮やかで、さっぱりといただけます。ここで使用する茶葉は一煎出しのものが良いです。また、茶葉を細かく刻んで衣に混ぜ合わせても、風味豊かな揚げ物に仕上がります。
冷蔵庫の臭いを消す
飲まなかったり、余ってしまい何年もしまい込んでいるお茶がご家庭にあるというお方は、紙袋や布袋に茶葉を入れて冷蔵庫の中に入れておくと、茶は吸湿性も高く冷蔵庫の臭い消しになります。
〈茶殻を使用する場合〉茶殻を十分に乾燥させ、口の大きめな瓶に入れて蓋をせずに冷蔵庫へ入れると良いです。
※茶殻は良く乾燥させないとカビの原因となるので注意し、一週間に一度位で交換して下さい。
洋服ダンス・トイレの臭いを消す
乾燥させた茶を小袋等に入れ、洋服ダンスやトイレに置いておくと衣類についたタバコなどの臭いやトイレの臭い消しになります。
サビを防ぐ
茶殻をガーゼ袋に入れ、少量の水を含ませて鉄製の瓶や鍋等のサビやすいものを拭きます。すると、お茶に含まれるタンニンが働き、表面に膜を作り、サビを防ぎます。